私も、今年の2月で70歳、古希を迎えた。
きわめて健康で、ここ数十年、病院など行ったことがない。
特に、「気」に目覚めてからは、つまり、最近10年間くらいは、「年をとって、体力が落ちた」などと思ったことは、一度もない。
このように、元気で、日頃から、「医者は病気を治せない、だから、私が、病気になっても、病院で、延命治療などしないでくれ」などと、言っているものだから、心配になったのだろう。
妻が、病院に行きたくないのなら、その旨、紙に書いてほしい、と言うから、
自分のことはどうなってもいいが、万が一、私に何かがあって、後に残ったものを困らせたらいけない、と考えたから、先日、リビングウィルなるものを、初めて、書いた。
その際、どこかにサンプルはないかと思って、思いを巡らせていると、慶応大学の近藤誠先生の「医者に殺されない47の心得」の巻末に、あったことを思い出して、それを参考にリビングウィルを書いたのだが、
その時、この本を、改めて、読み直してみて、実は、先生は、この本で、「医者は病気を治せない」ということは、言いたかったのだろう、ということに気が付いた。
そして、病気を治せないのに、治せるがごとく、振る舞って、無理に薬や手術して、副作用や後遺症によって、患者を苦しめている、自分の仲間たちを許せなかったのだろう。
そう思って、読んでいると、いたるところで、先生は「医者は病気を治せない」と言っている。即ち、
「風邪薬も抗がん剤も、病気を治せない。
医者は本当にあなたの病気を防いだり、治したりしているでしょうか。医者の僕が言うのも何ですが、答えはノーです。風邪、頭痛、高血圧、高コレステロール症(高脂血症)、不整脈、がん……。病気の9割は、医者にかかったからといって治るわけでもないし、回復が早くなるわけでもありません。そして、副作用や後遺症のリスクはとても大きい。」とか、
「老化と病気を区別せよ。
僕も医者ですが、ここ数十年、骨折と勘違いした時以外は、病院で診察や診療を受けたことがなく、薬も歯の痛み止め以外、飲んだことがありません。なぜなら、今の日本で大人がかかる病気はたいてい『老化現象』で医者にかかったり、薬を飲んだりして治せるものではないからです。」とか
「信じる者は、救われない
医者を40年やってきた僕が、いちばん自信をもって言えること。それは『病院によく行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすい』ということです。
(途中略)
薬のほとんどに病気を治す力はないのに、副作用は大きい。
(途中略)
僕自身、医者になりたてのときは、たとえばがんは、手術や抗がん剤で『治る』と信じ込んでいました。でも、さまざまな患者さんを観察するうちに、『臓器を切り取っても癌は治らないし、抗がん剤で苦しくだけなのでは』と気づきました。
信じる者は救われる、と言いますが、医療については『信じず、合理的に考える』ことがとても大事です。」とか、
「風邪薬は、風邪に効かない。薬害でこんなに死んでいる。
よく『風邪を治す薬を発明したらノーベル賞もの』と言われます。風邪のウィルスは200種類もあり、DNA(遺伝子情報)も変化しやすい。今、はやり始めた風邪のウィルスのDNAを解析するだけで日数がかかり、ようやく薬が完成したとしても、既にウィルスの遺伝子が異変しているから効かないのです。
では、市販の風邪薬(総合感冒薬)や医者がくれる薬は?
すべて、『症状を一時的にやわらげる』薬です。
(途中略)
風邪をひくと、体はセキや鼻水によってウィルスやその死骸を追い出し、体温を上げて外敵と闘う白血球を活発に働かせようとします。せっかくのセキや熱を薬でおさえたら、病気との闘いに水をさすことになります。ウィルスは体に居座り、なかなか治りません。」とか、
「逸見正孝さんが教えてくれたこと。
よく『切ると癌が暴れる』と言われます。メスが入って正常組織のバリアーが崩れたところに、隠れていた癌細胞が入りこんで増殖しやすくなるんです。それに、今ある癌をいくら大きく切り取っても、本物の癌なら見つかるはるか前に、あちこちに転移しているので、癌は消えません。
また抗がん剤は、猛毒です。抗がん剤が『効く』というのは、単に『がんのしこりを一時的に小さくする』という意味です。そのしこしりは(しばらくすると)必ずまた大きくなります。つまり、『効く』というのは、治すとか延命につながる話ではないんです。」
これは、「医者は病気を治せない」という話の部類には入らないかもしれないが、なぜ医者は「治せない」と知りながら、薬を使ったり、手術をしたりするか、といった理由にはなると思います。
「医者だってビジネスで、医者にも生活があります。日本の医者は病人をできるだけ増やして、病院に通わせないとやっていけないのです。」と彼は言っています。
医者が病気を治せないとしたら、病気になったら、どうしたらいいのか、ということについて、彼は「ほっときゃ治る」と言って、次のように言います。
「『病気の80%は医者にかかる必要がない。かかった方がいいのが10%強、かかったために悪い結果になったのが10%弱』という言葉がありますが、正に至言。
基本的に少々の痛みや不自由は『ほっときゃ治る』と放置して、どうしても日常生活にさしつかえる症状があったときだけ、病院に行く。本当に手術や入院が必要なのか、あらゆる情報を調べてから踏み切る。そう心がけると、人生終盤を有意義に過ごせます。」と。
私のこのブログを見た人の中には、「近藤さんというお医者さんは、出来が悪いため、出世する見込みもなく、落ちこぼれて、イジメられていて、その劣等感から、仲間の悪口を言っているのだ。」と思っている人がいませんか?
そうじゃないんですよ。私は、彼が言っていることは、100%正しい、と思っています。
おそらく、経験を積んだベテランのお医者さんほど、自分達、医者は病気を治せない、ということを知っているはずなんです。
彼以外のお医者さんは、そのことを、知っていながら、そんなことを言えば、仲間外れにされたり、自分たちがおまんまんの食い上げになったりするから、黙って口にチャックをしているだけなんです。
そういうことからしたら、近藤先生というのは、優秀な、勇気ある、お医者さんの中の、お医者さん、と言ってもいいでしょう。
今、彼は、医学界では、異端児のように言われていますが、きっと、近い将来、彼の言っていることが常識となり、そのうち、文化勲章でも貰うような偉い人になるかもしれません。
ただ、彼のことで、非常に残念に思うのは、彼は、このように、先見性と勇気をもった優秀なお医者さんには違いないが、知識・見識という点において、現代医学の範疇から一歩も出てないことです。
つまり、他のお医者さんたちと、大した違いはないのです。
違いがないから、「現代医学は病気を治せない」と言いながら、ではどうしたらいいかと聞かれると、「ほっときゃ治る」などと、無責任なことしか言えないのです。
「ほっときゃ治る」と言われたって、たとえば、癌を宣告されて、『ほっときゃ治る』とばかり、泰然自若、慌てず騒がず、なんて人は、千人に一人、否、万人に一人、よっぽど腹のできた人でないと、出来ることじゃないでしょう。
出来ないことを言われたって、普通の人にとっては、何の役にも立たない、へのツッパリにもならないような話、と言われたってしょうがないでしょう。
さらに、彼の致命的欠点とも言うべきは、彼は、「現代医学は病気を治せない」と言いながら、それでは、なぜ現代医学は病気を治せないのか、ということについて、つまり、治せない理由については、全く、言及してなのです。
なぜ、彼は、その理由を言うことができないのか?
直截に言えば、それは、「なぜ人間の命が生きているのか」という、命に関する根本的なことがわかってないからなんです。
つまり、命がどうして生きていられるか、ということがわかっていないから、
「現代医学は病気を治せない」と言いながら、さて、では、どうしたら病気を治すことができるか、ということを言えなくて、結局、「ほっときゃいい」なんて、無責任なこと、言わざるを得なくなるのです。
近藤さんと違って、私は、昔からお医者さんが治せなくて、今でも治すことができない、風邪を始めとして、喘息、神経痛など簡単に治すことができます。
高血圧や、糖尿病などは勿論のこと、癌なども、末期になって、既に寿命が来た人以外は、治すことができます。
また、難病と言われれる、リュウマチ、アトピー、膠原病、メニエール、突発性難聴、などの病気も、現に治してきましたし、
他の、どんな病気だって、治る原理は、皆、一緒だから、どんな難病だって、治すことができます。
近藤さんを初めとして、現代医学のお医者さんが、病気を治せないのは、人間の命というものは、「気」によって支えられ、保たれているということを知らないからです。
「気」は神経系統を流れて、私たちの命を保ってくれています。
だから、病気というのは、「気」の流れが悪くなった場所に発生するのです。
流れが悪くなった神経は炎症を起こします。
サイ気療では、炎症を起こした神経を探し、指で触って、そこの滞った「気」を流すことによってあらゆる病気を治しているのです。
難病という難病、全て、神経の炎症が原因となっている。
その証拠に、難病と言えば、現代医学では、全て、神経の炎症を抑える、ステロイドを使うじゃないですか。
言ってしまえば、現代医学が、難病を治せないのは、神経の炎症を止められないから、治せないんですよ。
神経の炎症は、「気」しか治せるものは、ないんです。
お 知 ら せ
1、サイ気療 休業日 変更について
従来、火曜日、木曜日、祝祭日を休業にしていましたが、平成24年10月1日より、土曜日、日曜日、祝祭日になりましたので、お知らせします。悪しからずご了承ください。
2、ホームページアドレスは 次ぎの通りです
3、遠隔治療無料体験について
電話による遠隔治療無料体験:1回(10分間)のみ、「気」による遠隔治療を、無料で体験できます。
ご希望の方は、必ず、メール(アドレスは上記ホームページ中にあります)を使って、申し込んで下さい。(電話でのお問い合わせ等はご遠慮下さい)
無料体験は、原則、こちらの都合(空いている時間に)により、日時を指定して、実施させて頂きます。
遠隔を受ける際の要領は、私のホームページ中の「電話による遠隔治療要領」にありますので、まず一読の上、治療をお受け下さい。
場合によっては、無料体験をお断りすることもありますので、予め、ご承知置き下さい。
現在、遠隔治療は、希望者が多いため、キャンセル待ちの状態です。